
乾燥肌対策では、スキンケア用品を使い肌に水分を補うことが大切です。
しかし、食べ物で乾燥肌に効果的と言われる栄養素を摂ることも欠かせません。
どのような食べ物が効果的か、さっそく見ていきましょう!
乾燥肌に特に良いと言われる栄養素は7つあります。
■ビタミンA
…新陳代謝や、肌や粘膜の潤いを保持するといった肌に関する働きを正常に整えます。
緑黄色野菜(ニンジンやカボチャなど)に多く含まれています。
■ビタミンB
…新陳代謝を活性化させ、乾燥が原因で起きる炎症を抑える働きをします。
豚肉やレバー、卵や納豆に多く含まれています。
■ビタミンC
…肌の潤いに欠かせないコラーゲンの生成を促します。
野菜やフルーツに多く含まれています。
とくにフルーツには肌の保湿力を高めるビタミンCやビタミンAを豊富に含んでいます。
午前中にフルーツを摂ることで、肌の保湿力アップが期待できます。
■ビタミンE
…血行を促進することで、肌の新陳代謝を促します。
また、シワやたるみなどを引き起こす過酸化脂質を分解する働きがあります。
ゴマやナッツ類、大豆やアボガドに多く含まれています。
■セラミド
…肌の角質層と呼ばれる部分の水分を保持し、外部のダメージから肌を守ります。
コンニャクやしらたきに多く含まれているため、これからの季節はおでんなどで積極的に摂ることをオススメします。
■α-リノレン酸
…α-リノレン酸は細胞膜やセラミドを作る原料です。
アマニ油やエゴマ油などオイルに多く含まれています。
加熱処理するよりも、ドレッシングなどの利用がオススメです。
■亜鉛
…細胞分裂に必要な酵素を働かせるサポートをします。
また肌の乾燥を防ぐタンパク質の生成をサポートします。
牡蠣や赤身の肉、卵黄やタラコに多く含まれています。
日本人は亜鉛が不足しがちなため、サプリメントなどで意識的に摂りましょう。
オクラや山芋、なめこや海藻類、納豆などのネバネバ食品やヌルヌル食品は体全体の保湿力を高める働きがあります。
肌の保湿アップに繋がるため、「日本の美肌食品」とも言われています。
特に納豆には「タンパク質」「ビタミンE」「セラミド」
など、乾燥肌に効果的な栄養素がたくさん含まれています。
さらにコスメにも使用されている保湿成分、ポリグルタミン酸が納豆には多く含まれています。
このポリグルタミン酸は保水力の高いヒアルロン酸の約10もの保水力があると言われているため、乾燥肌対策にぜひ取り入れたい成分です。
以下の材料を使ったリンゴのオーブン焼きは、乾燥肌対策に欠かせない栄養素を含んでいるためオススメです。
○ハチミツ…ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCを含む
○ナッツ類…植物性油、ビタミンB群、ビタミンEを含む
○リンゴ…加熱処理しても壊れにくい酸化型ビタミンCを含む
■作り方
・リンゴを洗い、芯をくり抜く
・リンゴにナッツ、バター、はちみつ、シナモンを詰め込む
・180℃のオーブンで約40分焼きます。
※リンゴを薄くスライスし、ココナッツオイルで焼くのもオススメです。
モデルさんもこの方法でリンゴを食べているとのことです。
リンゴは幹細胞がコスメにも使われるほど注目度の高い食べ物です。
これからの季節、美味しく簡単に乾燥肌対策を行っていきましょう!