細胞に働きかける! 奇跡のリンゴがもたらす美肌効果

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細胞に働きかける! 奇跡のリンゴがもたらす美肌効果

今、話題を集めている幹細胞コスメですが、中でも耳にすることが多いのがリンゴの幹細胞を使った リンゴ幹細胞コスメでは
ないでしょうか?

植物由来の幹細胞がいくつかある中、なぜこの「リンゴ幹細胞が注目を集めたのか、その背景をご紹介します。

4ヶ月間、腐らないリンゴ

リンゴ幹細胞エキス発見のもととなったのは「ウトビラー・スパトラウバー」という、 スイスで18世紀中頃に品種改良されて作られた1品種のリンゴです。

当時のヨーロッパでは冷蔵技術が発達していなかったため、食物の長期保存には頭を
悩ませていました。
そのため、「長期間腐ることのないリンゴを作ろうという試みがなされ、4ヶ月間腐ることのないリンゴ、ウトビラー・スパトラウバーが作られました。

これにより確かに長期保存は可能になったのですが、肝心の味は酸味が強く、あまり美味しいとは言えないリンゴに
なってしまいました。
そのため、需要があまりなく、生産農家もどんどんと減少していき、今では20本あまりしかない絶滅危惧種となっています。

腐らないリンゴが奇跡のリンゴへ

ウトビラー・スパトラウバーがどんどん減少していく中、研究者達が
目をつけたのが、その腐らないリンゴの鮮度を保つ才能です。

酸っぱくて美味しくないリンゴではありましたが、ウトビラー・スパトラ
ウバーの、幹細胞の寿命を延ばし、細胞の老化を防ぐ力は素晴らしいものが
ありました。

このリンゴ幹細胞の力を化粧品に応用すれば、人の肌の寿命を延ばす抗老化作用も期待出来るのではないか、という発想のもと研究が進み、今のリンゴ幹細胞エキスに辿り着いたのです。

今では希少価値の高いリンゴになってしまったウトビラー・スパトラウバーですが、
近年になって、植物幹細胞を人工培養で増やすことに成功させた事により、 市場にようやく出回るようになったのです。

リンゴ幹細胞の「抗老化」作用

リンゴ幹細胞の効果の大きな特徴は
「細胞に働きかける」事です。

リンゴ幹細胞エキスは細胞を活性化する働きや、紫外線などの外部刺激から細胞を守る力があることが
わかっています。

人の皮膚というのは、時間がたてば衰えていきます。
肌にある幹細胞は新しい細胞を生み出すことで約28日かけて新しい肌に生まれ変わりを行っています。

しかし幹細胞が減少するとこのターンオーバーのサイクルは遅くなってしまうため、加齢に伴い乾燥やシワ、たるみなどの老化現象が現れてしまうのです。

リンゴ幹細胞は幹細胞を元気にさせ、このターンオーバーを正常な状態にする力があるため、
いつでもフレッシュな肌を保つ事が出来るのです。

このリンゴ幹細胞の「抗老化」という作用は、今後の美容業界や医療業界に大きな可能性をもたらしたと言えるでしょう。